2010年8月2日月曜日

赤い靴 (フェイソン)

横浜市に住んでいないクラスメートは「赤い靴」という有名な歌がわからないかもしれません。横浜駅などでお土産の小さな赤い靴はよく売られています。歌そのものは非常に短くて簡単ですが、例の赤い靴をはいていた女の子のストーリーがわければ、特に面白いです。歌は昔の新聞に載った岩崎キミちゃんのお話です。キミちゃんは明治時代、静岡県に生まれて、お父さんがいなくて、貧しいお母さんがキミちゃんを北海道まで連れて行きました。北海道での生活は辛くて、キミちゃんのお母さんは 養女が欲しいというアメリカ人の牧師がいるという話を聞いて、食料も家もないキミちゃんをアメリカまでつれていってほしいと願いました。ずっと死ぬまでキミちゃんのお母さんはキミちゃんがアメリカで元気にしていたと信じていましたが、本当はキミちゃんは船に乗らずに横浜で死にました。原因は結核で、キミちゃんはわずか9歳でした。(食料も家もない女の子はどうやって素敵な赤い靴を持っていたかははっきりわかりません。)
歌と朗読はこちらです:
http://www.youtube.com/watch?v=cFKk1ltapYs

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