2010年7月21日水曜日

時の経つのは(ホムズィ)

最近時間がどんなに早く経つかということに気がついている。例えば、この夏の海の授業はもう半分以上終わってきた。本当に日本に着いたばかりかのような気がしているけれど、そろそろ帰国の時間だ。早く日本の生活に再順応したのでもう帰国したくない。それは残念でたまらないと思う。長期的に考えても時間の経つことが早過ぎる。大学から卒業したかしないかのうちにもう三十路の直前だ。まるでまばたきだけしたら親父になってくるように感じている。

年を取ることは勿論悪いこととは限らない。時間が過ぎるとともに段々博士をとるとの目的への進歩が出来ているし、いよいよ世界や自分のことについて習っているし、有利な点も多くある。然し、時々時計を止めることが出来たらいいと思っている。多分誰でもそう思っている時があるかもしれない。

時間が早く経つと言っても、ある過去の時点を思い出したら、前世程遠い過去のようだ。先言ったけど、大学を卒業したばかりかのように感じている。然し、それといっても卒業式そのものはすごくおぼろけな記憶になってきた。13歳の頃のキャンプ旅行をはっきりと覚えっていても、5年前来日したばかりの初めての日本についての印象でも全然覚えていない。その二分法は面白いと思う。人間の大脳は不思議だよね。

どんなにしたくても、時の経過を停止させられない。そんなことについて考えれば考えるほど時間がもっと早く経つと思うので、その考え方を辞めたほうがいい。これから年老いることを楽しみたいと思う。しょうがないから抵抗しない方がいい。将来へ前進しよう!

1 件のコメント:

Koichi さんのコメント...

時間がゆっくり経つと感じる時っていうのは、たいていつまらない時かもしれない。だから、早く時間が経つのはいいことなのかもしれないよ。そして、そういう時間をよく覚えてるんじゃないかな。