2010年7月14日水曜日

適当に語るエクスナ(日本人の日本人論について?)

また俺の番かぁ、、、
本当になにを書けばいいのか分からないもん、、、
適当にストリームオブコンシャスネスにしよう。

いつか日本人、っていうか、実は「ネイティブ」のほうが正しい、みたいに日本語がしゃべれるようになりたい。だからできるだけ語彙を増やそうとしている。今日、先生が配ってくれた単語リストの知らない単語をずっといちいちsmart.fm(お勧めの単語勉強サイト)の単語リストに入れた。すげー時間かかるわ。でも、やっぱり、紙に書いてある言葉を覚えようとすると結局順番に覚えてしまって、リストを見ないと思い出しにくいと思う。

途中で悪いけど、もう勉強の話はしたくないw
上で「日本人」より「ネイティブ」が相応しいって書いたんだけど、実はそんなことについてよく考えてる。こないだアマゾンで単語を増やすための本を探してるときに、「外国人向け日本語教材」とかいうカテゴリーを見た。でも、実は、外国人向けじゃなくて、非ネイティブ向けなんじゃない?だって、日本で育って日本語を母語としてしゃべれても、日本の国籍を持ってない人はいるでしょ?どんなに人数が少ないとしても、いるといえばいる。日本人の多くは、人種・民族と国籍と言語・文化(まったく同じことじゃないけど、やっぱり分けることができないと思う)の三つが別々のものだということをあまり認識していない気がする。気がするって言っても、確実にそうだと思う。「われわれ日本人」とかしょっちゅう耳にするけど、それは誰のこと?日本の国籍を持ってること?でも、日本人の多くは日本人と結婚して日本に帰化した人を日本人と呼ばない。日本語を母語としても「典型的な日本人」に見えないかぎり、日本人と呼ばれない。そして日系人をも日本人と呼ばない。

じゃ、日本人とはなんだ?俺の愛するコトバンク(kotobank.jp、これもお勧め)を引いてみると、次のことが書いてある:

人類学上は,旧石器時代あるいは縄文時代以来,現在の北海道~沖縄諸島(南西諸島)に住んだ集団を祖先にもつ人々。また法律上は,日本国に国籍を有する人々。多くは日本語を母語とし,身体的特徴として一般に皮膚の色は黄色,虹彩は黒褐色,毛髪は黒色で直毛,また幼児期に蒙古斑が現れることなどから,人種としてはモンゴロイド大人種に属していることは疑いない。

やっぱこれにもおかしい点がなくはない。一般に皮膚の色は黄色って?皮膚が文字通りに黄色の人って、この世界にいる?そして、日本人って、肌が真っ白に近い人もいれば、真っ黒に近いもいるじゃない?

ちなみに、日本にだけそんな問題があるとはいえない。自分のことをメルティングポットと誇ってるアメリカにも誰でもがアメリカ人と呼んでもらえるわけじゃない。、アジアンアメリカン学では、アジア系のアメリカ人は「永遠の外国人」と見なされてる、とよく言われている。
アメリカのほど人種差別や人種に関わる問題はないとかたまらない発言をするヨーロッパ人の多くも、自分の国の「典型的な」人に見えない人を、ドイツ人・フランス人・イタリア人・スウェーデン人などなどと呼んでくれない。

俺的には、ネイティブじゃないことが分からないほどある国の言葉が話したり分かったりできる人がその国の人だ。ドイツの国籍もたなくても、白人じゃなくても、ドイツで育ってないことが分からない人をドイツ人と思う。むしろ、マルクスやニーチェを読んで理解と論議が出来る人はフツウの「ドイツ人」よりはるかにいい。言いたいことわかるかな?俺もいつか、もし俺が日本人だったらその日本人の俺が日本人として認められるぐらい日本語が上手になりたい。ちょっと自惚れっぽい発言だなw。

1 件のコメント:

Koichi さんのコメント...

「○○人」というのは、ある意味、政治的な神話なのかもね。戦時中は日本人だと言われていた台湾人は、戦後は日本人じゃないと断定されたけど、多くの台湾人は自分のアイデンティティを日本人だと思っている。

その人種・民族と国籍と言語・文化に、自分は○○人だと思っているという個人の信条というのも入ると思う。